車の鍵をなくした時どうすればいい?絶対するべき事

車の鍵をなくした!鍵を開けるためにまずやること!

車の鍵をなくしたとき、鍵を開けるためには自分で開けてくれる業者を手配しなければいけません。鍵を迅速に開けるために、車の種類や本人確認のため業者に提示する車検証情報など知っておかなければならない情報があります。ここではどういった情報が必要なのかご紹介いたします。

業者を手配する前に確認すること

免許証
車の鍵を開錠する際に本当に本人のものなのか確認が必要となります。
メーカー名と車種
業者に伝える際にトヨタ プリウスなど伝えるとより迅速に鍵開けができます。
カギの種類や特徴
(ギザギザキー/ボタン付きキー/スマートキー/など形状がわかればある程度の金額がわかってきます)
車の車検証
本当に本人の車なのか?盗難被害などを避けるために業者は車検証の提示を求めてきます。

上記を確認しておくことで、スムーズに、車の鍵をなくしてしまって場合、業者は対処が可能です。もしない場合やわからない場合でも基本的には対応してくれますので、車のどの情報を知っていて、どの情報がわからないかを明確にしておきましょう。

車の鍵を開ける!業者を選ぶための3つのパターン

車の情報を確認したところで、つぎにやることは鍵を開けてくれる会社やディーラーなどの手配となります。でも車の鍵をなくして、鍵を開けてもらうためにはどんなところがあるの?と困っている方もいらっしゃると思います。そこで、今回ご紹介するのは3つのパターンです。どんな業者が対応してくれるのか?どんな特徴があるのか?ご紹介させていただきます。

最も利用されているのは出張鍵開け業者

鍵開け、鍵交換専門の出張鍵屋に連絡をする車の鍵をなくして、車の鍵を開けて欲しいとき、最も依頼が多いのが”出張鍵屋”の存在です。すぐに駆けつけてくれて、あっという間に車の鍵を開けてくれるというとてつもないサービスです。でも一体出張鍵屋ってどんなものなのか?この後詳しく見ていきましょう。

出張鍵屋ってどういうもの?

出張鍵屋とは、24時間365日、電話一本でお客様の元に15分〜30分、最短では5分で到着迅速に駆け付け鍵を開けてくれるサービスです。熟練した鍵開けのプロたちが鍵開けをしてくれます。そして、カギ開け、カギ作成、カギ交換、カギ修理など車の鍵のトラブル全てに対応してくれます。

どんな料金体系?

車のカギ開け・交換・修理は多くの業者が6,000円〜8,000円からの料金となります。車の鍵の種類や、難易度によって、料金は異なります、料金掲載の多くは出張料金・基本料金・鍵開け料金・深夜料金・距離料金・交換・修理などなど様々な価格設定があります。

出張鍵屋に保証はあるの?

カギトラブル専門の鍵師も様々な資格や免許を持ち各会社によって加盟店や協力団体に所属し日々訓練を積んでいる専門分野のプロです。ただし、これからお話しするディーラーやJAFと同じですが、カギが開かない場合やミスや作業中の事故を起こしてしまう可能性もあります。また保証というものは特になく、鍵を開ける手段をいくつも持っており、開けるまで多くの業者が対応をしっかりとしてくれます。

出張鍵屋に依頼から開錠までの流れ

出張鍵屋に依頼から開錠までの流れ

STEP.1
出張鍵屋に電話する
携帯のインターネットで決めた車のカギ開け・交換・修理に対応している鍵屋に連絡をします。電話で確認される情報は次の通りです。

依頼者の個人情報とトラブルの状況

・現場の位置・車の現状・車の詳細(メーカー・車種・グレード・鍵の種類)など

 

その際に必ずおおよその価格や到着時間の目処、又は、到着までにするべき事を確認しましょう。鍵屋の店舗または、各エリアの巡回車が最短で駆けつけてくれますが、相場約30分から1時間はかかると思っていた方がいいでしょう。

STEP.2
鍵屋が到着したら確認すること
鍵屋が到着すると、まず現場を判断し、明確な料金と作業内容を伝えて頂けます。そこで、きちんと確認してから作業に移ってもらいましょう。また、身分証の確認や車検証の確認もされますが、車内にある場合は作業後に必ず確認してもらいましょう。
一般的なカギ開け作業の場合は、作業開始から早ければ10分〜15分でドアが開錠されます。また、特殊なカギや特殊なセキュリティーなどが備わっている車の場合は開錠に時間を要する場合があります。
STEP.3
鍵をかけるために鍵の作成または交換

 

車のディーラーに連絡

まず、思いつくのが購入したメーカー店舗や担当者だと思います。最近の各メーカーも緊急時のサービスを行なっている所もありますが、代行業者などのレッカー移動などの運搬がメインで、トラブル作業などは、各メーカーの店舗にて行うことがほとんどなので、時間がかかります。カギのトラブルの場合はその日に解決することなく、純正パーツ・部品の取り寄せなどに時間がかかるので、一週間程日数を要します。

メーカーやディーラーに連絡するとオペレーターの電話で確認される情報は次の通りです

STEP.1
確認事項1
依頼者の個人情報とトラブルの状況
STEP.2
確認事項2
現場の位置
STEP.3
確認事項3
車の現状
STEP.4
確認事項4
車の詳細(メーカー・車種・グレード・鍵の種類)など
その際に必ずおおよその価格や到着時間の目処、又は、到着までにするべき事を確認しましょう。メーカーの多くは、代車を手配してくれ交換する形で対応してくれる事もあります。もし、旅行や外出先で予定がある場合などには、便利なサービスかもしれません。※代車が手配不可の場合もあります。

メーカー・ディーラーでのカギ作成/複製・交換の商品・部品費用について

リモコンキー・キーレスキー・ウェーブキー・メニカルキー
価格2,000円〜1万円未満(軽自動車〜高級クラス)
※車種別により価格変動

スマートキー・イモビライザーキー
価格5万〜10万(軽自動車〜高級クラス)
※車種別により価格変動
車を預けることが必要になり、車体・パーツの部品番号を元にパーツなどを取り寄せ複製・交換作業に入るため時間がかかります。ですが、メーカーでの対応なので後日、不具合が起きたとしてもメーカーの保証を受ける事ができます。

車のディーラーお問い合わせセンター 一覧

メーカ名 営業時間 電話番号
トヨタ受付 9:00~18:00 0800-700-7700
日産受付 9:00~17:30 0570-666-823
ホンダ受付 24時間 0120-995-999
マツダ受付 9:00~17:00 0120-995-999
三菱受付 9:00~17:00 0120-324-860
メルセデスベンツ 9:00~19:00 0120-190-610
YANASEディーラー 8:00~21:00 0120-35-5587
BMW 24時間 0120-55-3578
Audi 24時間 0120-598-030

JAFに連絡をする

車のトラブルといえば思いつくのがJAFです。
年会費を払っていれば何かトラブルが起きたときに多くのことを無償で保証してくれすぐに駆けつけてくれます。鍵をなくして鍵を開けて欲しい場合、電話・アプリなどでJAFにご連絡下さい(JAF会員の方はカード裏面の番号にご連絡下さい)

注意!!JAFは開けるだけ
JAFの場合、車の鍵を開けるだけで、開けた後に合鍵を作成してくれたり、交換する作業はしてくれません。インロックで鍵が車の中にあるようでしたら、いいのですが、もしなくした、落としたなどとなれば、開けた後のことを考えなければなりません。

オペレーターの電話で確認される情報は次の通りです

STEP.1
確認事項1
依頼者の個人情報とトラブルの状況
STEP.2
確認事項2
現場の位置・車の現状・車の詳細(メーカー・車種・グレード・鍵の種類)

その際に必ずおおよその価格や到着時間の目処、又は、到着までにするべき事を確認しましょう。位置情報から各エリアの巡回車が最短で駆けつけてくれますが、相場約30分から1時間はかかると思っていた方がいいでしょう。

一般道
時間帯 昼間(8〜20時) 夜間(20〜8時)
非会員の料金 12,880円 14,940円
高速道路内
時間帯 昼間(8〜20時) 夜間(20〜8時)
非会員の料金 14,940円 16,990円

(引用元:JAF料金のご案内)

もしJAFに問い合わせする場合にはこちらが電話となります。

ロードサービス救援コール 全国共通・年中無休・24時間 ナビダイヤル
0570-00-8139

車の鍵には一体どういった鍵の種類があるのでしょうか?


車の鍵は、大きく分けると、リモコンキー(キーレス)、スマートキー、イモビライザーキー、の3つに分かれます。従来のギザギザキーやリモコンキーに比べ最近の車のカギは、セキュリティに優れ複製するにも時間と価格もかかります。

リモコンキー(キーレス)

リモコンキー、ワイヤレスキーとも呼ばれ、ドアなどのカギ穴に鍵を挿入せずにドアの開け閉めができる鍵です。リモコンキーは、リモコンであるカギを用いてリモコンでロック、開閉することが出来るという機能があります。

しかし、エンジンをかける時は、いつものように運転席のシリンダー(カギ穴)にカギを差し込んで回してエンジンをかける必要があります。

スマートキー

リモコンキー(キーレス)同様に、リモートでロック、開閉が可能なカギの事です。
ただし、スマートキーをリモコンとして開閉操作するだけでなく、車から離れていても、一定距離の範囲に近づくと自動的にロックが解除されます。又、その距離範囲から離れると自動的にロックされるシステムです。

また、エンジンをかける場合は、ブレーキを踏みながら運転席の左右どちらかに有るエンジンスタートボタンを押すとエンジンがかかりますが、従来の様にカギを差し込んで回す必要はありません。

 

イモビライザーキー(セキュリティシステム)

イモビライザーキーは、従来のカギとは全く特徴が異なり、カギにICチップが埋め込まれ防犯された「イモビライザー」と、カギとなるリモコンキーやスマートキーなどの組み合わせが「イモビライザーキー」と言います。



イモビライザーキーは、決してコピーできないシステムとなっているため、車のドアやエンジンのON/OFFができず盗難などから防ぐのに非常に有効かつ便利な鍵となっています。

鍵が開いたらその後は、鍵交換した方がいいの?

鍵の交換については、鍵を落とされて見つからない場合で、不安な方は、変えていただくことをお勧めしています。ただし、変えるとなると、車種によって異なりますが、ドアの鍵を変えるのか、エンジンキーから全て変えるのか、という話になってきますので、費用的にも大きな負担となる可能性があるため注意が必要です。

紛失届出警察に連絡する

無事に車の開錠が済み、カギの作成、複製が終わってもまだ、一安心ではありません。なくしたカギを最寄りの警察署への届出をしましょう。万が一の事もあるので、警察署には、必ず遺失届は出しておきましょう。

まとめと今後の対策

近年車のカギトラブルは、車のセキュリティやカギの進化により減少傾向にありますが、カギをなくしたり、落としたり、盗まれたりという事もありますので、カギを肌身離さず持っておく、決まった場所にしまう、などの対策が必要であります。スマートキーの場合は、電池式なので電池を切らさない事も対策の一つです。また、カギをなくさないために付属品キーホルダーなど分かりやすい物を付けるだけでもリスクは減るので、実践してみてください。この様に日頃からカギに対しての対策を行うことが習慣に繋がり防犯にも繋がるので、是非この機会にお試しください。