アパートやマンションで鍵をなくした場合どうすればいい?おすすめ対処法

マンションやアパートの鍵をなくして困っていませんか?今すぐ家に入りたいけどどうすればいいの?なんてお悩みの方。マンションやアパートで鍵をなくした場合でも、今すぐ玄関を開ける方法がございます。
この記事では鍵をなくした場合にどういう行動を取ればいいのか、どんなカギ開けの方法があるのか?解決する方法と対策をご紹介します。

鍵をなくしたと気づいたら まず管理会社に連絡

管理会社への連絡が大事

マンションやアパートで鍵をなくした!と気づいたらまず最初にやることはマンションの管理会社もしくはアパートであれば大家さんに連絡をすることが大事です。もしこの報告を怠ると、後々トラブルになることもあります。トラブルにならないためには、鍵をなくしたことを伝えて、『鍵をなくした場合どうすればいいのか?』相談し、指示を仰ぎましょう。

管理会社に電話
もし管理人さんがマンションにいる場合や大家さんが同じアパートに住んでいる場合、合鍵を予備で持っているので鍵をお借りして鍵を開けることができます。

分譲マンション・賃貸マンションの鍵をなくした場合は?

分譲マンション・賃貸マンション
基本的に分譲マンションも賃貸マンションも鍵をなくした場合の対処方法は同じです
分譲マンションの場合は自分の判断で決めることができますが、管理会社、管理組合、管理人さん連絡するべき適切な場所に翌日連絡しましょう。

オートロックマンションの鍵をなくした場合は?

最近ですと、アパートの場合は少ないですが、マンションの場合、セキュリティ面を考慮して、ほとんどのマンションではエントランスがオートロックとなっています。もしオートロックの鍵をなくした場合は少し厄介となります。
エントランスのオートロック鍵と自宅玄関の鍵を1本で開けられる『集合キー1式』タイプの場合、他の住人にも迷惑をかけてしまう可能性があります。

オートロックマンション
それは防犯上の理由から全ての鍵を変えなければならないケースがあるからです。もし全ての鍵を取り替えるとなってしまったら費用の負担を請求される場合も十分にあります。

国土交通省より〜賃貸住宅標準解約書(改訂版)〜によると『鍵の紛失の場合は経過年数は考慮しない。交換費用相当分を借主負担とする。』となっています。つまり費用を全額請求なんてことも起こりうるので、こちらも管理会社や適切な所有者に連絡することをオススメします。

ここからが大切
しかし、問題なのは土日や深夜、早朝の場合連絡がつかない場合です。その場合はどうすればいいのでしょうか?次に続きます。

今すぐマンションやアパートの鍵を開たい方必見!玄関の鍵を今すぐ開家てくれる出張鍵屋を紹介

出張鍵屋ってどういうもの?

今すぐ玄関の鍵を家に入りたい。そんな場合には応急処置として24時間365日すぐに駆けつけてくれる鍵開けを行ってくれる”出張カギ屋”というものがあります。出張鍵屋とは緊急依頼を受けた鍵師などが連絡を受けてお客様の元へ駆けつけます。その後鍵を開ける開錠、交換、修理などカギに関する様々な作業を行う人のことです。

出張鍵屋を選ぶ時の失敗しないチェックポイント4つ!

いざ出張鍵屋を依頼しようと調べ始めると、業者がたくさんありすぎてどこに依頼すればいいのか困ることになると思います。そこで失敗しないために鍵屋を選ぶ時のチェックポイントを紹介します。

①一番重要なのが『料金』となります。

多くは住宅鍵開け、開錠●●円〜などとなっています。しかし実際には表記以上の高額を請求された…なんて泣き寝入りもあります。これは他社競合に勝つための最低限の料金なので

鍵開けの費用
料金表をしっかり読みましょう。料金には、【出張料金】【基本料金】【鍵開け料金】【深夜料金】などがあります。これらが全て含まれた料金なのか、一部なのかを把握しましょう。

②保証の有無は?

鍵師も訓練を積んだプロですが、ミスを起こしてしまう可能性もあります。そういった場合に重要なのがアフターケア、保証をきちんとしてくれるか鍵屋かどうかです。いざという時に連絡しても電話がつながらないとアフターケア、保証の意味がありません。そのためしっかり丁寧にサポートしてくれる鍵屋なのかを確認しましょう。

③会社は信頼できる?

料金も明確で、保証もしっかりしていても会社自体が得体の知れない会社。聞いたことない会社なんて信用できますか?会社の情報も記載されているかも大きなチェックポイントです。
鍵業者を選ぶポイント
インターネットで検索して見ると住所が記載されていなかったり、会社情報が記載されていないなんて場合もあります。鍵を開けるという重要な依頼の際にはしっかりとした情報を掲載している会社選びをすることが大切です。

④実際に依頼した人の口コミなどはどうなの?

口コミというのは論より証拠に等しいです。口コミを確認するとどんな会社か?どんな対応をとってくれるのか?どれくらいの料金を支払ったのかなど明確になっています。
❶から❸を確認できて、余裕があれば、口コミなども確認するといいでしょう。

出張鍵屋に依頼して鍵を開けてもらうまでの流れは?

頻繁になくすものでもありませんし、出張鍵屋を初めて使う方も多いと思います。
そこで、どのような流れで進むのか、簡単にご紹介します。

鍵開けの流れについて
①電話する
インターネットなどで決めた鍵屋に連絡をします。住所、連絡先、どんな種類の鍵なのかなどを確認されます。その際に料金はいくらなのか?到着時間がどれくらいなのか?を確認しましょう。拠点もしくは巡回車から駆けつけてくれますが、大体30分から1時間はかかることでしょう。

鍵の修理依頼

②鍵屋が到着したらすること
家の住人なのか本人確認の免許書や所有物を確認します。もしない場合には電話した際にオペレーターに確認してください。

③鍵開け、鍵開錠
一般的な鍵の場合にはピッキングや別の方法ですぐに開けることができますが、防犯性の高い鍵の場合には時間がかかったり、場合によっては破壊なんてこともあります。作業に入る前にどんな作業になるのかを確認して、電気ノコギリなどを使用する場合には、近隣に一言挨拶を入れておくといいかも知れません。またどれくらいの料金になるのか?確認しましょう。開錠したら最後に支払いとなります。

鍵開け

マンションの場合、近年多く普及しているのがデインプルキーとなります。一般の鍵などに比べて防犯性が高い代わりに開けるのに手こずることになります。その分技術料がかかってくるので次はどういった鍵がどれくらいの料金が相場なのか?チェックしましょう。

鍵をなくした場合にかかる料金は?また傾向も紹介

①ディンプルキー

マンションお住まいの方の7割がディンプルキーと言われる鍵です。アパートの場合は、10年以内に建築されている場合、ディンプルキーの方が多いと思います。ディンプルキーとはキーの表面に窪みがあることが特徴となっています。鍵穴からのピッキングなどが困難な作りで防犯性が高く、鍵穴の構造が複雑でなっています。

ディンプルキー
地域や依頼時間、期間によっても料金は異なってきますが、玄関のディンプルキー鍵開けの場合ですと相場はおよそ20,000円から30,000円となります。

また玄関ドアの内側に防犯サムターン(部屋の内部についている手動式のつまみ)がついている場合には防犯性が高くなり鍵開けが困難となるので、相場は30,000円から40,000円となります。

参照:https://www.miwa-lock.co.jp/tec/products/nd3fr.html  NIWAホームページより

②ディスクシリンダー錠

次に多いのがディスクシリンダー錠です。ディンプルキーよりも防犯性は落ちるものの、ピッキング対策がされていています。アパートの場合は、およそ7割がこの「ディスクシリンダー錠」です。
ディスクシリンダー
NIWAやGOALなどが多く普及していますが、マンションでハイセキュリティータイプですと相場は15000円から25000円となります。

参照:https://www.miwa-lock.co.jp/lock_day/lineup/cylinder/cy01.html

③ノンタッチヘッド、ノンタッチタグ

近年のマンション・アパートですとノンタッチで鍵を開けられるタイプが出始めています。こちらの鍵をなくした場合でも鍵開けは可能です。ドアに覗き穴があって、内側に防犯サムターンがない場合には相場は20000円から30000円となります。

ノンタッチキー

参照;https://www.miwa-lock.co.jp/tec/products/vac/vac_nont.html

注意
料金の相場を紹介しましたが、あくまで目安です。地域、時間帯、鍵の形状によって異なります。
また、これは開錠できる前提の価格です。場合によっては壊さなければならないことが発生します。その際には+20000円程度加算されます。またノンタッチタイプの破壊ですと、交換も含めますので、10万円を超える可能性もございます。

鍵が開いたら鍵交換した方がいいの?

鍵が開いたら、自宅に合鍵がある場合は後日スペアキーを作成しておきましょう。出張鍵屋がその場で作成することも可能です。またスペアキーがない場合も作成することができます。

鍵交換しない場合の選択肢

スペアキーがある場合

鍵屋がその場で作成することもできます。その場合は5分から10分で作成可能です。
また、料金は鍵のタイプにもよりますが、1000円から5000円となります。

スペアキーがない場合

鍵穴の形状に合わせて合鍵を作らなければなりません。その場合作成には30分はかかります。また金額も1万円から2万円と料金も上がります。鍵が防犯対策がされたものや特殊鍵の場合には3万円以上かかることもあります

鍵交換する場合の選択肢

また鍵をどこで無くしたのか分からなくて不安という場合には防犯に備えて鍵交換をおすすめします。
鍵交換の場合には鍵開けの料金に鍵交換代が上乗せされます。鍵の形状によって料金は変わります。

鍵の種類と費用について

 

種類 費用
ディンプルシリンダー錠 3,000~35,000円
ピンシリンダー錠(ピンタンブラー錠) 3,000~20,000円
ロータリーディスクタンブラー錠 2,000~30,000円
マグネットタンブラーシリンダー錠 5,000~50,000円
プッシュプル錠 5,000~50,000円
引戸錠 5,000~50,000円
カード錠 20,000~100,000円
暗証番号錠 20,000~100,000円
生体認証錠 20,000~100,000円

 

自分でホームセンターで購入して交換

金銭的に鍵屋に交換をお願いできない。という方はホームセンターなどでディンプルシリンダーなど1万円以下で購入できる場合もあります。鍵の形状やドアの形状を確認した上で近くのホームセンターで問い合わせのうえ購入し鍵交換しましょう。

アパートやマンションで鍵を無くした時、最後にやるべきこと

警察に遺失物届け
無事鍵があいて自宅に入れたならば、警察に遺失物届けを提出しましょう。
万が一鍵を落とした鍵をなくした場合でも遺失物届を提出していれば戻ってくる場合もあります。近くの交番に相談しましょう。

管理会社に交換したことを連絡
管理会社に交換したことを連絡してください。賃貸マンション・賃貸アパートの場合はオーナーの持ち物なのでスペアキーを管理会社に提出することとなります。適切な指示を仰いでもらいましょう。

保険適用できるか確認
火災保険など、契約している内容によっては、鍵開けと鍵交換、もしくはどちらか
のみ保険が適用されるケースがあります。契約している保険の内容を確認してみましょう。保険を適用させる場合にも、手順があるので詳しくは保険会社のガイドを確認しましょう。

まとめ

アパートやマンションの鍵を無くしたり、落としたりすることは必ずあることです。ましてや疲れていたり、飲んだ後などはこういったことが起こりやすいこともまた事実です。少しでも鍵を無くさないようにするには、鍵はいつも同じところにしまっておくようにする、目立つキーホルダーなどをつけておく。こういった対策と習慣を行うことで鍵を無くして困ることもお金を無駄にすることもなくなります、